財団法人 佐々木研究所
SASAKI FOUNDATION

財団法人 佐々木研究所 TEL 03-3292-8092 FAX 03-3292-3371
ご挨拶 定款 組 織 事業目的・内容 沿革 資料室
アクセス リンク

ご挨拶



 「佐々木研究所」の歴史は、明治15年(1882年)、佐々木東洋により神田駿河台の地に開院した「杏雲堂医院」に遡ります。また医学研究所としての活動は佐々木東洋ならびに第2代院長佐々木政吉が自邸敷地内に作った「研究室」に始まります。このように基礎・臨床いずれも明治期に日本での医学を推し進める医療・研究機関として始まったのでした。その後、昭和14年(1939年)に財団法人「佐々木研究所」として申請・認可、さらに杏雲堂医院が財団に寄付され、そして平成24年(2012年)には附属佐々木研究所、附属杏雲堂病院ならびに附属湘南健診センタ−の三事業所を研究実施施設とする医学研究機関として公益財団法人への移行が認定され、現在の形になりました。初代所長佐々木隆興および第2代所長吉田富三は、がん研究において世界的に認められた顕著な功績をこの研究所において成し遂げ、両名とも文化勲章を授与されています。また杏雲堂病院は優れた医学的技量が評判の病院として何度も紹介され、現在は(公財)日本病院機能評価機構より認定を得ています。この度、このような素晴らしい伝統を持つ附属研究所と杏雲堂病院を擁する財団法人佐々木研究所の理事長(代表理事)を拝命することになりました。
 私は理事長を拝命するにあたり、開設以来の財団の理念を実現するために三つの目標を掲げています。第1は、唯一無二のユニークな医学研究を展開することです。しかもそれは最新の医療、医学の要請に対応しているような研究でなければなりません。幸いにも基礎医学、臨床医学、予防医学の三者により対応が可能な本財団の三事業所が互いに協調することでこれを展開し、世界を唸らせる所存です。第2は、サイエンスに裏打ちされた、しかも安全で患者さんにやさしい医療を提供することでpatient-firstを実現します。そして第3の目標としては、この財団の全ての職員、医師、研究者たちが、ここに勤めていることに誇りを持ち、満足が得られる財団にすることです。
 以上の目標の実現のために、今後は病院や研究所、健診センターの課題を常に財団全体の問題として職員全員で一致団結して取り組みたいと思います。皆様のご支援を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

                          理事長   佐々木 敬





・財団事務局 head-office@po.kyoundo.jp

 

財団法人 佐々木研究所